2004年 ジャパンシリーズJ2 北海道小樽大会 天狗山 6月20日
スポーツクラス 23名エントリー 9番スタート 4位入賞
地元開催、仙台のリベンジ、表彰台圏内。背負った荷物がちょっと重かった。
3年ぶりとなる地元北海道でのジャパンシリーズ開催。当時は初めてのJシリーズ、半泣き押しまくりでタイムアウトJCF登録選手の走り、コースの厳しさ、そしてJシリーズで戦う事への憧れを抱いて3年、いよいよそのコースで登録して戦う時が来た。

コースの原型が出来上がった頃から、大会前日まで何度も試走に通った。
そして付け焼刃だとは百も承知で3週間前からほぼ毎日、80km近く乗り込んだ。


どんどん体が出来ていった。一種の快感を覚えたが、調子に乗りすぎたのか
一週間から体調を崩す。精神的にもプレッシャーが圧し掛かってきて辛かった。
それでも頭痛、不眠に苦しみながら何とか持ちこたえて当日を迎える。

天気は雨の予報だったが、当日はギリギリの曇り空。2時間も前からゆっくりとアップを始めてレースに望む。

FULL-DYNAMIX mini mig
IRC シラクチューブレス1.95 F1.7ber R1.8ber
OAKLEY half jacket H,Iブルーレンズ


予想通りスタートダッシュは猛烈だった。割とスタートが得意な自分でも一瞬後方の集団にのまれそうになる。スタート後のゲレンデ部分は幅員はあるものの、ライン外はトゲトゲの枝だらけで踏むと即パンクと言った状態で実質上のシングルトラックだ。番手争いが激しいのもその為と思われる。
目標は表彰台圏内だったしその自信もあったので、とりあえず前に二人行かせて一気に登る。ゲレンデを登り終えた時に後ろを振り返ったら、先頭の3人とその後ろはすでに10秒近く開いていた。「この三人で決まるのかな?」「煽りあってみんなで自滅か?」二つの思いが交錯する。

シングルに入って最初の登りで一人が飛び出る。残された二人はお見合い状態。さすがにこれ以上はペース上げられないだろう、、自制したのか、反応できなかったのか。結局このまま最後まで行かれてしまった。

自分は二番手で形だけでも先頭を追う。しかしもはや離れ気味。スピードが違った。

前を追い、後ろに追われながらのスロープ脇の下り。事前に何十本も下ったのにラインミス。前のクラスが作った轍にはまり転倒。あっさりと後ろから行かれる。すぐに立ち上がって追うがハイスピード区間での転倒は取り返しにくい。

このまま単独3位で一周目を終える。心拍数は205。体は全開だ。それでも追いつけない。転倒のダメージも大きくて登りでスピードに乗らない。かなりの応援を受けるものの、後ろを振り向く回数が増えてくる。そして前の二人には届きそうで届かない。

一周目で一人が飛び出た登りで、同じ北海道勢のなおきさんに行かれる。その後のゲレンデの登りでまた一人に抜かれる。どうやら自分のペースが落ちてきたようだ。このままズルズルと落ちていくのは避けたい。心拍数はすでに最大の210。もうこれ以上は…。それでも後ろから誰も近づいてこないのが唯一の精神的な救いだった。

5位のまま、最終周回へ。「後ろ来てないから、前追え!」とコーチから。でも心拍は一杯いっぱい。補給も取れずにもがいていたら、なんと両足が攣る。まともにペダリングが出来ない。しかし止まるわけには行かない、いや、止まらなかった。

痙攣ぎみの脚を誤魔化しながらなんとかスロープ脇の下りへ。なんと、草薮になおきさんが倒れていた。かなり心配で止まって声をかけようと思ったが、迷ってる間に下りきる。

その後は、攣ってカチコチになっている脚を強引に回しながら、後ろを気にしながらフィニッシュ。


結果は4位と目標には届かなかったが、仙台よりさっぱりした気分で地元開催の貴重なJ大会を終えた。
最後に、応援くださった多くの方に感謝します。ありがとうございました。